【初心者必見】コケテラリウムの作り方と楽しみ方|自然の風景を手のひらに
- hikarinoatelier
- 2023年5月10日
- 読了時間: 3分
コケテラリウムとは、ガラス容器の中にコケを植えて、自然の風景を再現したものです。コケテラリウムの作り方やお手入れ方法、おすすめのコケや容器などを詳しくご紹介します。初心者でも簡単に作れて、長く楽しめるコケテラリウムを、ぜひお試しください。
コケテラリウムとは、ガラス容器の中にコケを植えて、自然の風景を再現したものです。コケは小さくてかわいらしく、見ているだけで癒されますよね。でも、コケってどんな植物なのでしょうか?実はコケは、地球上で最も古い植物の一つで、約4億5000万年前から存在していると言われています。それに比べると、人間はまだまだ新参者ですね。

コケテラリウムを作るには、まず必要な材料を揃えましょう。基本的には、透明なガラス容器とコケと土があればOKです。あとは、石や砂やフィギュアなどで飾り付けをすると、よりおしゃれになります。容器は密閉できるものがおすすめです。そうすると、水分が蒸発しても容器内に戻ってくるので、水やりの手間が省けます。まるで自給自足の生活を送っているみたいですね。
では、実際に作ってみましょう。まず、容器の底に土を入れます。土は赤玉土や腐葉土などが適しています。次に、石や砂を置いてレイアウトを決めます。ここで工夫すると、立体感や奥行きが出て素敵ですよ。そして、コケを植えます。コケはホソバオキナゴケやヒノキゴケやタマゴケなどが人気です。色や形が違うものを組み合わせると、豊かな表情になりますね。最後に、フィギュアなどで飾り付けをします。人や動物や建物などを置くと、小さな世界が完成します。
以上でコケテラリウムの作り方は終わりです。(案外簡単です!)
完成したら、水分が少なくなったら霧吹きで水やりをしてあげましょう。それだけで長く楽しめますよ。

さて、ここまで説明してきましたが、テラリウムって何だか分からないという方もいるかもしれませんね。テラリウムとは、「地球」という意味の「terra」と、ラテン語の「物が保管されている場所」という意味の「arium」を合わせた造語で、「地球箱」という意味になります。つまり、地球上の自然環境を小さく再現したものです。
例えば、家にあるものでテラリウムを例えるとしたら、水槽やビンに入った金魚や亀が近いでしょう。水槽やビンの中には、水草や砂利などが入っていて、金魚や亀の住みやすい環境を作っていますよね。それと同じように、テラリウムは、ガラス容器の中に植物や動物が住みやすい環境を作っています。ただし、テラリウムは水中ではなく陸上の環境を再現しているという違いがあります。
コケテラリウムは、その中でも特にコケを使ったテラリウムです。コケは水分を好む植物なので、密閉された容器の中で湿度を保つことができます。コケは色や形が豊富で、小さな森や草原などを表現することができます。また、コケは成長が遅くて丈夫なので、長期間楽しめるというメリットもあります。
コケテラリウムは、自分だけの小さな自然を作ることができる楽しい趣味です。ぜひこの記事を参考にして、挑戦してみてくださいね。
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